カルサイトは、硬度の低いやわらかい石でソフトな印象を持つ石であり、人間のエネルギー的なバランスをとるとされます。また、透かして見ると文字などが二重に見えるという「複屈折」という光学的な性質をもち、人間の別の面に光を照らすなどとされます。黄、オレンジ、緑、ピンクなどいろいろな色をあり、それぞれに効果があります。
しかし、このカルサイトは、そのような一般的なカルサイトの印象を超える、非常に霊格の高いものです。魂を変容させるエネルギーを秘め、人間に霊的な進歩をもたらします。ふつう人間は、現実のみに意識を向け、内なる真理に目を向けることはありませんが、それを変容させ、人間をスピリチュアルな真理の世界にいざないます。このクラスターでは、カルサイトの結晶の中に黒い色が見え、それもこの石のエネルギー的な深さを増し、深い意識状態に導く要素となります。それは、内なる自己、無限の能力を持った自己であり、それは新たな可能性の地平を切り開くことになるのです。今ある自分から脱皮し、霊的にも現実的にも、新たな自分を発見し目指す人にお勧めです。
また、カルサイトのやわらかく生体に近いエネルギーが、それに触れるものに深い癒しを与え、心身、魂に調和とバランスをもたらします。瞑想中だけでなく、机の上に置くなどして、身近に置き触れることによっても、安らぎを与えます。
『 瞑想に用いる 』
この石は、人間の意識に変容(メタモルフォーゼ)をもたらし、霊的な進化をもたらします。
1.椅子やソファーなどにゆったり座ります。
2.自分の前に石を置き、ゆったり見つめます。石の中の黒い部分に意識を向けます。
3.基本的には、瞑想中に石に触れません。
4.そして、なりたい自分があるなら、そこにイメージを投影します。
5.精神の深まりと、日常にはない意識の静寂が訪れます。意識の流動感や変化を感じるのもいいかもしれません。
6.時間は、一度に5〜15分程度。最後に、深呼吸をして意識を日常に戻して終わります。
『 心身、魂の癒しに用いる 』
1.できるだけくつろげる姿勢になります。ソファーなどに座るのがお勧めです。
2.この石を眺めながら、触れます。
3.目をつむってもかまいません。
4.この石とともに、呼吸をするように、ゆったり呼吸します。
5.あとは、石の自然な働きによって癒されるのを待ちます。
6.時間は、好きなだけ。
7.最後に、石にお礼を言って、終わりにします。
8.日常的にも身近に置いて良く触れると癒され、石とのきずなも深まります。
『 注意とメインテナンス 』
1.やわらかい石なので、落としたりすると破損し、石の能力も落ちます。優しく扱ってください。
2.基本的に、浄化の必要はありません。水に弱い石なので、浄化したいときはセージの煙で行います。
3.霊格の高い石なので、物としてではなく、ある種、神仏や天使などに対するように心を通わせるように接してください。するとその分、石からのエネルギーもクオリティーが上がります。
